当院ではギックリ腰による激痛で杖を突いて来られた患者様も10分前後の施術後は杖なしで歩いて帰られる事もあります。
ギックリ腰の原因とは何か?
ギックリ腰についてインターネットを見てみるとギックリ腰は筋肉のバランスや骨格の歪みや仙腸関節のズレが原因と書かれているのをよく目にします。
そして実際、多くの整形外科や整骨院、整体院でもそういった説明がされていると思います。
確かに筋肉や骨格の問題も要因としてあるのですが、
筋肉や骨格にばかり集中してマッサージや電気治療をしてもギックリ腰はすぐに解決できません。それどころか返って痛みが長引くことにも繋がります。
では何故ギックリ腰は突然、動けないようになるのか?原因・要因
実はギックリ腰というのは簡単に言うと体が「緊急停止の状態」になっています。
人間の体は身体的、精神的なストレスやプレッシャー、不安、恐怖など様々な要因が重なり脳が危険と判断すると防衛本能が働き、緊急停止状態になります。
例えば 「腰を抜かす」「腰が抜ける」「身体が固まる」と言う言葉がありますが、
どういった時に使うでしょうか?
突然の何かにビックリして驚いた時や衝撃的な体験をした時ではないでしょうか?
このように人間の身体は個人差はありますが、何かのキッカケや要因で
一定のキャパシティーを超えた時に「腰を抜かす」ような状態、身体が固まる状態、つまり緊急停止のエラー状態が起こります。
先ほどの例では一回の大きな出来事を例に「腰を抜かす」「身体が固まる」を緊急停止の状態とご説明させていただきましたが、
実は私たちは日常生活の中で無意識に身体的、精神的なストレスやプレッシャーを常に受けています。そしてそういった事が積み重なると
”チリも積もれば"で身体や脳に大きな負担が掛かり、
その方のキャパシティーを超えると緊急停止状態の「危険信号」のサインとして「痛み」を出します。身体が訴えている状態です。
では具体的にどういった事が要因になるか
これまで多くの患者様と施術していると次のような事があげられます。
- 精神的な疲労
- 脳疲労
- 内臓(胃腸・肝臓)疲労
- 肉体的な疲労
- 日常生活の大きな変化(転職、受験、結婚、引っ越し、)
精神的な疲労 (メンタル)
人間は身体は精神(メンタル)と繋がっているので影響を大きく受けます。
ストレス・プレッシャー・不安・悩みなどを抱えていると自律神経のバランスが乱れ交換神経優位の状態になり体が過緊張状態で痛みを出す要因になります。
脳の疲労
脳の使い過ぎでも自立神経のバランスが乱れます。
脳には日常生活の中で膨大な情報が入ってきて、またその情報を処理しています。
ではどういった事が脳疲労の要因になるのか、そえはマルチタスクです。
多くの方は仕事、家事、育児をして同時に複数の仕事を回しています
何かをしながら何かをして頭では次の仕事の段取りを考えて…
このような生活が毎日続き脳を休める時間がないと限界が来て危険信号を出します。
内臓疲労
毎日お酒を飲む、アルコール、炭酸、カフェイン、辛い物、高脂肪食
不規則な生活習慣または風邪薬や痛み止めなどをよく飲むなども胃腸に負担が掛かる要因になると考えられます。胃腸や肝臓というのは自律神経によってコントールされていますので負担が掛かると自律神経は乱れ痛みをだす要因になります。
肉体的な疲労
同じ動作や同じ姿勢が続き血液循環が悪くなり筋肉が硬くなると筋肉にある神経もダメージを受け痛みの要因になります。
日常生活の大きな変化
日常生活の中で起こる良い事悲しい事など大きな出来事は心身共に大きな影響を受けます。例えば、結婚や引っ越し、職場での役職が変わる、受験を控えたご家族、など他にもたくさんありますが、突然の出来事に脳もメンタルも体もついていかずエラーを起こしてしまいます。
ギックリ腰の予防には
まず、なるべく生活リズムを整えて頂いて、そしてご自身のお身体の小さな
変化に気づくことで予防できます。
- なんとなく朝いつもより寝起きがスッキリしない
- 最近寝つきが悪くなってきた
- アルコールの量や時間が増えてきた
など少しの変化に気づけるとギックリ腰以外の予防に繋がりますので
お体と向き合って頂ければと思います。
又ギックリ腰になってしまった時は絶対に我慢せずすぐに信頼できる医療機関に治療に行かれることをお勧め致します。
ギックリ腰解消整体
当院ではこれまでの知識を経験を元にギックリ腰専門の整体法を使って
杖を突いて来られた患者様も約10分の施術で解決しています。
もしギックリ腰になってしまった時は一番最初に当院にご相談頂ければと思います。すぐに痛みから解放され仕事・家事・育児・スポーツにも支障を来さずすぐに復帰できます。